こんにちは。広報担当の香川です。
不動産のことはまだまだ知識が浅く、社長のもとで勉強中です。
ここでは知識ほぼなしの私が疑問に思う不動産取引について、皆さんにもご紹介できればと思っています。
今回は、最近注目が集まっている中古マンション。
価格がお手頃で購入しやすいイメージがある反面、中古マンションを購入する場合には新築と違った不安があることも多いかと思います。
そこで今回は、中古マンションの築年数の狙い目は?一体築何年なの?ということを社長に詳しく聞いてみました。
中古マンションの築年数とは?
売りに出ている中古マンションには、築年数が一緒に掲載されていますよね。
築年数というのは、マンションが建ってからどれくらい経ったかという年数のことです。
新築マンションは築0年、建ってから10年経ったマンションは築10年というように数えていきます。
実は、この築年数によって物件の特徴がかなり変わってくるみたいなんです。
特におすすめの築年数について社長に聞いてみました!
新しめの物件を探すなら築年数5年~15年?
中古マンションは『お手頃価格で購入しやすい』というイメージはありますが、その中でもできるだけ新しくてお得なものを選びたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
Q:私のイメージとしては、築10年前後の物件であれば、設備も比較的新しく、大きな修繕もまだ必要ないのかなと思っていますが実際はどうなのでしょうか?
A:築10年程度のものは程度はもちろんいいのですが値段もそれほど落ちていません。
また、築浅の中古物件の数はなかなか少なく希少物件です。
というのもやはり、最初から売るつもりで買う人はあまりいないのです。
築浅で売却されるものは、思いがけず転職した、転勤になった、ローンが払えなくなった、離婚した、といった事案があってのことも多いのです。
コストと修繕のバランスを考えたら築年数20年前後がベスト?
築20年ほどの物件であれば価格がお手頃になってきている上に、基本的な性能はしっかりしているというイメージがあります。
Q:経年の痛みなどをそれほど心配する必要もなく、リノベーション次第で素敵な住まいに生まれ変われそうな築20年前後の中古マンションは狙い目なのでしょうか?
A:20年〜30年が一番狙い目の築年数だと思います。
それなりに中古物件としての数もあり、選択肢が増えます。また建物そのものの構造や共有部分はまだまだキレイで安心です。
管理状態もその時期のものならばそれなりに安心できる運営方法がされていると思われます。
マンションは管理を買えというくらいですからね。
室内のユニットバス、キッチンなどの設備機器はそろそろ陳腐化をしている頃合いなので思い切って新品に交換しようという気になります。
新しいとまだまだ使えると踏ん切りがつかないのです。
物件購入コストとリノベーションにかけるコストのバランスがいいと思います。
実は本当のお買い得物件は築30年以上?
実際に内見をして驚くのが、築30年以上の物件です。
築30年から35年というと、古くて傷みも激しいイメージがありますが、しっかり管理されている物件は十分住める状態は保たれています。
Q:リノベで生まれ変わる可能性も秘めていることから、本当のお買い得は築30年以上と思いますが、どうなんでしょうか?
A:30年、40年と古くなればなるほど物件価格は安くて物件資料を見て心躍りますよね。
でもその中には管理状態が適切でないマンションもあるので吟味する必要があります。
これは特にプロにそのメリットデメリットを聞いて確認する必要があります。
売りたいだけの業者ではきちんとしたアドバイスが得られないかもしれません。
当時の管理計画自体がゆるい設定になっていたり管理費や修繕積立金がお手頃で設定されていても、十分な資金計画ができていないとなるとその後の共有部分の補修などで思わぬ費用徴収などがあるかもしれません。
将来処分するのにも困ったり、住んでなくても毎月のコストは出るのでもったいないです。相続して子供達がその予期せぬ支払いに困ってしまうなんてこともなりかねません。
また、宇都宮での生活には車が必要となることも多いでしょう。しかし、古い物件には駐車場が全戸室分が確保出来ないものや、機械式駐車場には最近の車のサイズが合わず入庫できないということもあるのです。
いくらリノベでキレイに出来てもどうにもならない部分ですね。
中古マンションの築年数の狙い目は?まとめ
中古マンションの築年数による特徴は年代によって大きく異なります。
築5年~15年の物件は設備が新しく状態も良好ですが、価格が高く物件数も少ないのが現状です。
一方、築20年~30年の物件が最も狙い目とされており、豊富な物件数に加え、建物の状態も良好で管理体制も安定しています。
築30年以上の物件は価格面で魅力的ですが管理状態の確認が特に重要で、修繕費用の追加や駐車場などの制約も考慮が必要になるようです。
物件選びでは築年数や価格だけでなく、管理状態や将来的なコストなども含めた総合的な判断が大切になりますね。