賃貸アパートリノベーションのプランをご紹介します
【築20年の木造アパートをリノベーション!】
(ステーションハウス 2012年2月完成予定)
こだわり不動産サービス代表の北島です。
「こだわりリノベヤ第3弾完成!」
さて、こだわり不動産プロデュースの賃貸リノベヤが4部屋完成しました。
築12〜20年程度の住宅メーカーで規格された1Kタイプのお部屋は今やちょっと時代遅れの感があり、不人気物件でこの手のモノが空室としてたくさん残っています。
玄関からそのままのキッチンと6畳〜8畳の小さい部屋の2つに分けられた狭苦しい印象が拭いきれません。
今回の物件はそんな築20年の積水ハウスの規格賃貸物件です。実はなかなかいい立地であるにも関わらず
10部屋中1戸しか入っていないという厳しい状態でした。
オーナーさんの話によるとここ5年くらいこの状態になったまんまということです。
4万円の家賃が9戸分5年間空いてしまったらその機会損失は幾らになるのでしょう。
4万円×9戸×12ヶ月×5年=2160万円。
損失額はなんと2160万円です!!
こうなるとこのアパート事業計画は完全に破綻と言わざるを得ません。
そして、このままこの状態を放置すれば当然この後も入居の見込みはほとんどないでしょう。
そんなところに当社のリノリースのご提案を。
約3週間の商談を経てオーナーさんに「家賃保証+リノベーション」のご理解およびご承諾をいただき、
めでたく2階の4部屋をリノベーションすることになりました。
まずは現況の様子から
6畳1Kの間仕切りを取払い1ルームへ、押し入れを洗濯機置場に!
今回は私、北島が総合プロデュース、リノリースクラブのサポート体制、
コンセプト作りとデザインにスタッフの可奈ちゃんが参加。
現場と工程の監理に北島が初チャレンジしました。(まあ大変なことです。)
まずは入居してくれそうなターゲットは?
入居してくれそうなお部屋のイメージは?
そんなことからコンセプト作り、予算に合わせた工事内容、設備整備の確認、
デザイン素材の選択にもまあ時間がかかること。
イメージ作りには宇都宮大学大学院の山田君の協力を得、ステキなCGパースを描いてもらいました。
LED間接照明にこだわってみたり、収納設備に悩んでみたり、
途中で仕様の変更があったり、ガス会社からのクレームが起こったり、職人さんの段取りに手間取ったり、職人さんの怪我があったりして納期に間に合わないなどのトラブルが多々あり、私も工期中は頭がいっぱいになってしまいました。
(いろいろサポートしてくれた皆様ありがとうございます。)
おかげさまで2月1日に完成し、その5日後には2部屋が申込になるという人気ぶりです。
あらためて思うのは
入居者さんにも、
オーナーさんにも、
案内してくれる不動産会社さんにも
工事業者さんにも
私たちも
みんな喜んでくれるこの事業はすばらしいです。
こんな仕事がこのデフレの不況下で可能なものなんだなと思うと少し誇らしげに思ったりもします。
今回の経験は私もずいぶんと進化できた気がして充実しています。
今度はもっと段取りよく上手にできそうですね。みなさんありがとうございました。
また近いうちにやりましょうね!
さて、今後のオーナーさんの回収はそのくらい進むのでしょうか?
単純に入居家賃42000円、当該リノベーションで5年間くらいの持続性があるものとして計算すると
4.2×4×12×5=1008
単純収入金額は1008万円!
なので周辺の方々には1008万円から派生する経済効果が見込めそうです(笑)。
いや、その前にぜひとも他の部屋もチャレンジしたいところですね。
[こだわり不動産の【renobeya】プロジェクト続きます。]