アウトソーシング

賢い大人のためのこだわり不動産活用

「年代別のニーズ変遷」

左の図をご覧ください。
いつもならとても邪魔に思う金曜日の新聞オリコミの大量の住宅チラシ。
しかし、左にあるようなキーワードをきっかけについつい目に入るようになります。

住みかえのタイミング、すなわち住宅購入のきっかけはほとんどこの時に起こります。これを一生の流れとして見ると、今後のすみかえ(購入)の時期が予想できます。
家を買うときは一大事ですから、長い一生のことを考えたりするものです。しかし、実はその時々で一生のことを理想的に予想しても、10年も経てば、環境も事情も家族も年齢も変わってきます

当初の考えとは違ってきていることも多いでしょう。今後は、その都度その時の事情に合わせて、売り買いができる状況を確保し、ベストな住み替えの選択ができる賢い買い方ができれば最高だなと思うのです。

あなたは賃貸派?購入派?

賃貸物件と購入物件はライフステージと住むエリアの流通状況によって上手に使い分けるべきです。また、状況に応じて、買う、売る、貸す、借りる、といったことをうまく組み合わせて、豊かな資産形成を考えていきたいものです。上手にやれば、将来の選択肢を大きく増やしていくことができます。

忙しくて時間がないあなたの場合は?

知識を増やしたり、目を肥やしたり、本を読んで勉強する等、決断するまでにある程度の時間が必要です。そしてアンテナを立てて、タイミングがいいときにすぐ決断できるスイッチを作っておきます
(つまり常日頃から、こんな物件がこんな価格で出てきたときには決めてもいいな、と決めておくことが一番大事なのです。そう決めてさえおけば、希望している物件情報がぱっと目に留まるようになります。)

不動産の契約は賃貸にしても、売買にしても、高い買い物ですから、ご自分で納得できるまで多少の時間を必要です。
しかし、この時間は経験も含め、将来的に大きなメリットを生み出すことにもなります。やはり、ちょっとでも時間を作らなければなりません。
分からないことは相談してください。しかし、アドバイスはたくさんできても、やはり決断するのはあなたなのです。
では、年代別に考え方を見ていきましょう。

20~30代?

賃貸での一人暮らしを経験される方も多いでしょう。少なくとも30代からは資金を蓄えること。その後の選択肢も大きく変わってきます。独身時代こそ是非とも資産形成を考えた不動産購入を検討してもよいかと思います。

 例えば、右の本にもあるように、独身でも2LDK前後(50㎡~60㎡)の転売可能で手頃な中古マンションを購入すれば、その後の家族の変化に対応しやすいです。宇都宮なら70㎡~のファミリータイプが転売しやすいかなとは思います。
あくまでこれはつなぎです。しかし、いつまでつなぎになるのか、予想できませんね。だから、転売可能な物件購入でリスクヘッジするのです。
 なぜなら、大人1人~大人2人+幼児1人くらいまでが入居できるこのサイズは、長い期間柔軟に対応できます。
少子高齢化を考えると2人暮らしのシニア層も必要となってくるサイズです。
 このときに賃貸で支払いを続けるのか、資産に積み立てをしているのかは全く異なる結果となります。
 そして、生活に変化が生じて対応できなくなったら、この中古マンションは売って、次の購入物件の頭金にしましょう。もちろん、賃貸に出してもいいですね。

30~40代では

そして結婚、仕事上での転勤、転職、子供の誕生、進学、このような家族の変化が起こるときに住まいのニーズも変わってきます。一生に何度の住まいと出会うのでしょう?
賢い選択ができるように心づもりは持っておいた方がいいですね。

 さて、子どもと一緒に生活するように考えたファミリータイプの大型住宅、ゆくゆくのことまで考えて建てられたのかもしれませんが、実は子どもと同居している時間はそんなに長い期間ではありません。せいぜい15年くらいで独立していくケースが多いのはみなさんご存知なところです。
 今、60~70歳のご夫婦が住む住宅では、2階に子供部屋がそのまま残り、全く使っていない中古住宅がたくさんあることをみなさん知ってますよね?

新築で家を建てるのも家族と共有する一つの夢ではあります。
しかし、ファミリー向けの中古住宅は今後たくさん市場に出てきます。これを上手に利用しない手はありません。

50~60代では

50代からは健康に注意しながらリタイア後の生活設計を考え始めます。今まで作ってきた不動産資産をベースにして、子供がいなくなった後の住み替え、定年後の生活環境はがらっと一変します。それぞれの趣味やコミュニケーションの場はできそうですか。夫婦の長期旅行、海外住み替えなど、時間ができたらチャレンジしたいと思っていることはありますか。子供たちの手が離れて、今住んでいる家はこれからどうなっていきそうですか?
面白可笑しく老後の暮らしぶりを紹介した本です。
感想はうーん、とにかく準備が必要なのかなという気がします。

私は定年後のシニア層を60~70歳と70歳~の2つに分けて捉えています。
最初の10年間はアクティブシニアです。
 例えば、仕事や子育てから解放され、時間に余裕ができ、退職金等で余裕資金も生まれ、まだまだ元気で健康、さて、これから夫婦で何をやって楽しもうかという層です。旅行三昧もいいですね。
 実は、このとき自分を縛っているのはマイホームだったりします。そう、その場所に住まなければならない理由がないのです。
 今、定期借家法という方法でマイホームを一定期間だけ貸す方法があります。こんなふうに自分のマイホーム対策ができれば、憧れのハワイに3年間のコンドミニアム暮らしをするようなご夫婦も出てくるかもしれませんね。新しい生活になじめれば古いマイホームはその後売却してもいいわけですしね。

70代~では

さすがに自分たちの介護も考慮に入れなければなりません。できるだけ人に頼らずに自活し、自分らしい自分でいたいものです。ひょっとしたら、マイホームは売却して車が不要の場所に住み換えているかもしれません。ただ、介護保険や年金にあまり頼れないものと考えて資産形成する方が賢明と考えます。

また、次の世代にうまく橋渡しする知恵が必要です。財産が残っても家族が争うことなど望むべくもありません。そして、大事な家族のために相続についての心構えが必須です。勉強初めにびっくりするかもしれませんがこちらの本をおすすめします。

わたしたちのお手伝い

いかがでしたか?
みなさんのイメージでは、どんな将来の暮らしが見えましたか?
もはや家は一生に一回の買い物ではありません。
自分の生活ステージにあったものにするため
その都度タイミングよく、上手に動かしていくものです。

みなさまそれぞれの幸せな生活を作るために不可欠な心地よい住環境、
それと経済的価値を作る不動産活用法を一緒に考えていくのが
「こだわり不動産サービス」の仕事です。

お客様と一緒に考え、なおかつ資産の運用として
有効な不動産活用のアイデアをご案内します。

よろしかったら、賢いあなたの不動産相談パートナーとして
おつきあいいたしませんか?
不動産相談というより生活設計かもしれませんね。
私の周りには相手のことを思いやって考えるほんとに優秀なアドバイザースタッフがいます。そして、彼らが上手にサポートしてくれます。

ぜひ、私たちに現在のお困りごとをお話してくださいませんか?
最善を尽くして喜んでいただけると、私たちもまた嬉しいです。

文責:北島和彦


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